今年3月に発表された内容ですが、
東京の東洋大学が2025年度入試から(現高3生から)年内学力入試に参入することになりました。
内容はというと、11月に英語と国語or数学の2教科2科目学校推薦型選抜に参入で、他大学との併願も可能!
これは、関東圏初として注目されていますね。その結果、12月に合否が確定して、東洋大でいいや!と思っている人は、共通テストも受けない、東洋大学よりも学力が低い大学はこれに大きく巻き込まれていきますね。そして、入学手続きの最終が2月28日とかなり遅め!そうですね!これはMARCHの合否や国公立大学2次試験を受験する人にとっては、東洋大合格というカードを持ったまま、他大学の受験に挑むこともできるということです。
私立大学にとって、大学入学共通テストは機能していないのだなぁ~と実感しました。
次に、九州大学について話をしていきます。
九州大学には、共創学部というユニークな学部があります。従来の文学部、教育学部、経済学部などなどの系統学部ではなく、例えば、昨今の環境問題について研究したい場合、理学部?農学部?工学部?はたまた経済学部?という風に、複数の学問分野を跨って研究できる学部(制度)になります。
そして、九州大学は、学校型選抜・総合型選抜も多岐に渡り
- 大学入学共通テストなしの総合型選抜Ⅰ
共創学部20名、教育学部7名
- 大学入学共通テストありの総合型選抜Ⅱ
文学部10名、法学部10名、経済学部22名、理学部34名、医学部保健学科22名、歯学部8名、工学部47名、芸術工学部56名、農学部24名(工学部や理学部では学科での内訳が決められています。)
- 学校推薦型選抜(共通テストあり)
共創学部10名、歯学部8名、芸術工学部10名
まず、総合型選抜や学校型選抜で十分注意しないといけないのは、共通テストなしで旧帝大の九州大学に入れる・・・楽をして合格できると考えている人は大きな間違いです。さらに、もう1点、一般選抜で行く力がないから学校型選抜や総合型選抜を受けようとしている人も大きな間違いです。
そして、その上で、九州大学を第1志望にする以上はみなさんが研究したいテーマが他の学部や大学でできないのか?ということをしっかり考えてください。これは、九州大学だけに限ったことではありません。
基本は、高い学力を持ち、その上でさらに高い目的意識がありその実績を積んだ人が挑戦することを大学側も願い学校型選抜や総合型選抜を受けてください。
九州大学だけではなく最近多くなってきていることが、
大学へ提出する志望理由書に追加で、中学生から高校卒業までの修学状況や活動実績報告書などを書かせる大学が増えてきています。
これも、前述した通りですね。
さて、みなさんはこの大学の目まぐるしく変わる状況をどう感じますか?私は、就職活動と全く同じだなぁ~と思っています。しっかり自分をアピールできる人間がこれからの大学受験の突破のカギを握るのではないでしょうか?
詳しく聞きたい人は、是非福田校に!
福田校 最近の大学入試は本当に大きく変わっているなぁと思うふくちゃんより