さて、昨日から高校2年生の英語の授業を担当することになりましたふくちゃんです。
普段は数学を担当していますが、今回縁あって高2の英語も担当することになりました。
高2の英語はこれから長文読解を授業として扱っていきます。
ところで、英語の長文読解をどのように授業していくのでしょうか?気になる方も多くいらっしゃると思うので、昨日の授業の一部をここでご紹介させていただきます。
まず、大前提として長文読解は全文訳はする必要がありません!
やるべきことは、「問題は問題になるから問題にしている」という概念です。全文訳が必要となるのであれば、問題は全文訳になる!でも多くの英語長文で全文訳を問われる問題はありません。ということは、全文訳が必要ないから出題されないのです。
そこで必要になるのは、1つ1つの問題が何を目的として出題されているか?です。
例えばこの例文
In 1974, it was estimated that only 100,000 American children played on organized soccer teams.
Today, the number is thirty times greater, with over 3 million children playing soccer.
ここでは、In 1974とTodayが対比になっていることに注目します!
ルール!過去と現在の対比はほとんどが現在が主張!
1974年は〇〇です、しかし!現在では××です。となるので、ここには逆接のButが隠されています。逆接Butは逆接後が筆者の主張になるということはよく見かける解き方ですよね?
ということで、この例文では、Today, the number is thirty times greater, with over 3 million children playing soccer. が筆者の主張となり、In 1974,~の文を訳す必要は特にはありません!
また、Todayの文では、with O C (with以下は付帯情報)ということは、the number is thirty times greater の意味が分からない場合は、with 以下を訳して付帯情報を得ればいいですが、意味が通じる場合はこれも省略可ですよね!
このように、長文読解では長文特有のルールが存在します。これから高2の英語の授業ではそのルールを授業で説明していきます。
でも、ルールは授業で行う長文だけしか適用できないのでは?
という疑問が生じますが、大丈夫です!
どの例文でも対応できるように汎用的なルールとなっています。それはこれからの授業で証明していきます。
もし興味がある方は、福田校の高2の英語の授業を体験してみてください。(門外不出の授業ですw)
福田校 論理的に長文読解を解説していくふくちゃんより